【中学編】水を飲んではいけなかった時代。部活で鍛えられたサバイバル精神

野球コラム

※このページは2020年7月12日に更新されました。

もう30年も前の話ですが、僕が部活動をしていたころは水を飲んではいけませんでした。
そんな昔の話です。

雑木林でボール探し

それはとても暑い夏の練習でした。

僕が通っていた中学校のグラウンドは、ライトフェンスの奥にうっそうと広がる雑木林があります。
その雑木林は傾斜になっていて、そこを抜けると広々とした田んぼが広がっています。
ライト側が狭いグラウンドだったので、意外とすぐにボールがライトフェンスを越えて雑木林に入ってしまいます。
僕たち一年生は声出しとボール拾いが仕事だったので、雑木林に入ったボールを探しに行かなければなりませんでした。

いつものように雑木林にボール探しに行きましたが、その日はいつも以上に暑く、喉が渇いて頭の中は「水が飲みたい!」しかありません。

雑木林の下には田んぼがあることは知っていましたが、そっちの方までボールを探しに行ったことはありませんでした。
ボールを探していると田んぼの方から、「おーい、こっちへ来てみろ」とチームメイトの呼ぶ声が聞こえます。
何かを発見したような興奮した声だったので、僕は急いで田んぼの方へ下りてみました。

オアシス発見?

田んぼまで下りてみるとと、チームメイトが田んぼの脇にあるコンクリートで作られた水溜をのぞき込んでいます。
そこには透明で触るととても冷たい水が溜まっていました。
下の方は緑色の藻がびっしりと生えています。

僕たちの頭の中は、喉が渇いて水が飲みたいことでいっぱいです。
チームメイトがふと言いました。
「この水飲めるのかな?」
見た感じは透明できれいな水ですが、田んぼのすぐ脇の水溜です。「農薬が入っていたらヤバくない?」そんな思いも頭をよぎりました。

どうしても水を飲みたい僕たちは、その透明できれいな水をじっくり観察してみました。
よーく見てみると何かが動いています。
「あれ、オタマジャクシじゃない?」
そうです、水の中には数匹のオタマジャクシが泳いでいました。

決断

オタマジャクシが生きているとなれば、喉の渇きが限界の僕たちに考える余地はありません。
「オタマジャクシが生きているなら、この水は飲んでも死なない!」

今ではあまりそんな答えにはならなそうですが、その時の僕たちは水を飲みたい一心でその水を手ですくって飲みました。
とても冷たくて美味しい水でした。

それからと言うものライトフェンスをボールが超えると、必要以上に一年生がボールを探しに行って元気になって帰ってくるのでかなり怪しまれていました。

現在

今では誰に話しても興味をもたれる鉄板ネタになりました。
今はつらいことでも、いつかきっと笑って話せるエピソードになるので、つらい時こそチャンスが来たと思ってこれからも頑張ります。

部活での水を求めたサバイバルは高校生になっても続きます。
高校生ではさらに過酷な水にチャレンジしましたので、次回もお付き合いください。

「こんなエピソードあるよ」という方は、コメントお待ちしています。

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